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DATE: CATEGORY:コラム
劇場版『銀河鉄道999』の大切なポイントとして個人的に上げたいのは、一つはTVシリーズは勿論のこと、原作漫画に先駆けて”結末”までを描いたことだろう。
もっともこの「最終回の先行公開」という手法は、結果として本編においては異なる結末を迎える、可能性の一つを描いたに過ぎない世界の披露、という弊害も生むことになってしまうのだが。

そしてもう一つは、他作品の主人公であるハーロックやエメラルダス、それに大山トチローといったキャラクターたちが星野鉄郎やメーテルと邂逅することである。
これまでの松本零士へのインタビュー記事などでは既に彼らが同じ世界の住人であり、互いに多くの接点を持っていることが明言されていたが、発表された諸作品では匂わせる程度。それがこの作品によって誰の目にも明らかになったのである。

昨今は<マーベル・シネマティック・ユニバース>の成功により、単なるシリーズ物ではなく、独立した作品であっても大きな同じ世界の話として関連付けるのが流行だが、この<松本零士ユニバース>はその先駆けになっていたかもしれない。
ブームが今少し長続きし、きちんと各作品間の調整を取っていたならば。

実際はこの『銀河鉄道999』という一個の作品でさえ、作者が上手くコントロール出来たとは言い難い。
簡単に言えば原作漫画、TVアニメ、劇場アニメの3つの『999』が存在してしまい、所謂どれが”正史”なのかが不明なのだ。

TVアニメは原作漫画を元にしており、そこからはみ出した部分はおそらくほぼ原作者が関知しない状態でスタッフ独自の解釈で作られたであろうから除外するとしても、まだ原作漫画と劇場アニメと2つの世界が残っている。
原作漫画には存在せず、劇場アニメにのみ存在するシーンやシチュエーションを前提にした展開が原作漫画においてなされるなど、混乱を極めたままになっているのはこの劇場アニメの弊害であろう。(e)
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