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ヤマトファンよ「ヤマト&復活篇 100の質問」に乗艦せよ!!


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DATE: CATEGORY:「アニメ」のこと
ドラマは中途半端に終わってしまったが、その後パーソナリティーに促される形で、小出しに情報を提供し始める西崎プロデューサー。

ラストで描かれる古代と雪のラブシーンは、キスのレベルではなく、文字通り「身も心も結び付く」描写があること。
島大介と弟・次郎が重要なポイントとなり、島が死ぬことを示唆。
沖田艦長は死んだのではなく、その寸前に蘇生。そしておそらくはヤマトと運命を共にするであろうこと。
そしてヤマトは、最後に大爆発すること――。

特にヤマトの最期は番組中で発表する予定ではなかったらしく、かなり逡巡してから口にしていた。
『完結編』である以上、そこまでの覚悟を持ってストーリー作りをしていることに驚嘆し、かつ感激したものだが、結果的にはその数ヶ月後に、更なる「ヤマト」の構想を聞かされ落胆したものだが・・・。

先に記した通り、製作は遅れに遅れたからなのか、恒例となっていた公開直前の「オールナイトニッポン」特番は放送されなかった。
同じ3月期の公開作品としては、3/11深夜の『幻魔大戦』が唯一のものである。
そして翌84年の3月9日深夜の『少年ケニヤ』、3月10日深夜の『風の谷のナウシカ』の特番(どちらも4時間ではなく1時から3時までの2時間枠)を最後に大掛かりな特番が放送されることはなくなり、一つの時代の終焉を感じさせた。

西崎義展がポスト『ヤマト』ということで取り組んだ、1985年の『オーディーン/光子帆船スターライト』、この公開前夜の8/10には久方ぶりに特番が実現している。
それがニッポン放送でオンエアーされた『オーディーンスペシャル』で、「オールナイトニッポン」ではなく23:30から1:00までの1時間半、古川登志夫、潘恵子、堀秀行、鹿取容子(鹿取洋子)らを迎え、ゲストパーソナリティーとして西崎自身も参加。『ヤマト』そのものについては直接語る場面はなかったが、『オーディーン』の続編構想など相変わらずに西崎節を聞かせてくれたものの、興行的には振るわず、以後、表舞台に現れる機会は急速に減って行く。

その後の『宇宙戦艦ヤマト』関連であるが、知る限りでOVA『YAMATO2520』に際しては何もなく(同時期のOVA『GATCHAMAN』発売前には、3時から5時の枠ではあるが久々に「オールナイトニッポン」で特別番組が編まれている)、今回の『復活篇』でも特番が組まれることはなかった。
ラジオでアニメーションを扱った番組は継続的に放送されている現状からすると、もはや既に『ヤマト』は過去のものということになるのだろう。

今冬公開される実写版の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』に関連して、TBSあたりで何かの特番が組まれる可能性もないではないが、これは既に別物。
現在まで命脈を保ち続けている『ガンダム』に比し、”過去”を持ち出さないと『ヤマト』について語れないのは往時を知る一ファンとして非常に寂しい限りである。 (e)
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