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DATE: CATEGORY:コラム
 2010年1月最後の週に「甲状腺全摘出手術」を受けた。左側の甲状腺に悪性腫瘍(乳頭癌)が出来ており、また左右どちらにも良性の腫瘍が複数出来ていたので全摘出ということに。

 この甲状腺腫瘍とは長い付き合いで、現在小6の長男を出産後すぐに、喉にぽっこりとした痛みを伴わない大きな腫れを見つけ、甲状腺専門医を受診。その大きな腫瘍は、注射器で中味を吸い取り、見た目には腫瘍があるようには分からなくなったものの、他にも小さな腫瘍があることが検査で分かり、その後ホルモン剤(チラーヂン)を服用しながら経過観察を続けていた。

 …のだが、現在5歳の次男出産後、忙しさにかまけ、また高額な検査費用を払うのが困難で、ここ2年近くは検査を自主的に休んでしまった。検査をしないまま丸2年を経過しようという頃、このままではさすがにまずいだろうと何とか費用を工面し検査を受けたところ、悪性腫瘍が見つかった。

 悪性腫瘍のことを告げられた瞬間は、やはりショックだった。だが、約2年間検査をしていなかったという自分自身の責任についても承知していたので、ショックを受けつつも頭の中が真っ白になるということはなく、わりと冷静に医師の話を聞いた。その後は、手術に向けて検査を受け、ホルモン剤を飲んで備えることとなった。

 甲状腺の悪性腫瘍すなわち乳頭癌は、癌の中でも進行が遅く摘出後の予後が良いということが特徴。そのため医師は、「全摘出すれば悲観することはないからね」と淡々と説明。その代わりと言っていいのかどうかは分からないが、一生涯ホルモン剤を服用することが甲状腺全摘出者に課せられる宿命。また、肺などへの転移の可能性が「0」ではないため、定期的な検査も必要となる。

 人生の折り返し点と言われる40代にこのような事態となり、私は、初めて自分の「命」と「人生」と「余生」について深く真剣に考えた。自分自身の寿命がどれくらいあるのか分かれば苦労はないのかも知れないが、健康なまま生を終えることが出来るのか、病いがちのまま生を終えるのかどうかということは、自分自身を含めて誰にも分からないこと。手術前は、鬱々とした見えないものに対する漠然とした不安に取り囲まれていたが、無事手術を終えた今は、今ある生に感謝し、悔いなく生きるためには何を為すべきかということを念頭に置いて物事を考えるようになった。せめて我が子たちが成人するまでは大病せずに元気に生きていこうと心に誓ったしだい。

 そのためには、ホルモン剤を毎日欠かさず飲み、定期検査を必ず受け、食事に気をつけ、体力をつけることが肝要。志し半ばで人生の幕引きとならぬよう、今後はより一層自分の体に気を配り、家族と手を取り合い、時には助けてもらいながら、残りの人生を過ごして行きたいと思う。

 癌になるということは、手術で取り除けば終わりということではなく、そこからが始まり。私の人生は、ここから新たな一歩が始まる。 (r)
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